予防接種

当院の予防接種について

当院の予防接種について清水耳鼻咽喉科では、各種予防接種を行っております。

予防接種の種類

毎年のインフルエンザワクチン接種に加えて、高齢者の肺炎球菌ワクチンと新型コロナウイルスワクチンの接種を行う予定です。
準備ができ次第、随時情報を更新いたします。

 

インフルエンザワクチン

A型・B型インフルエンザは、例年11月から翌年3月頃まで流行します。ワクチンの接種により、インフルエンザを発症しにくく、また発症しても重症化しにくくすることができます。ワクチン接種の2週間後からその効果が現れ、効果は約5カ月間持続しますので、10月や11月に接種して流行期に備えることをおすすめします。
特にご高齢の方は、肺炎を合併して重症化するリスクがあります。毎年接種することをおすすめします。

肺炎と高齢者の肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死亡原因の第5位で、肺炎で亡くなる人のほとんど(97.9%)が65歳以上の高齢者です。年齢を重ねるとともに体力や免疫力が低下し、かぜなどをきっかけに肺炎にかかり、急激に症状が進行することがあります。
とくに、心疾患や呼吸器疾患、腎疾患、糖尿病などの持病をお持ちの高齢者では肺炎のリスクが高くなります。食事や睡眠をきちんととる規則正しい生活を心がけて、持病のある人はその治療をしっかり行ってください。禁煙が必要なことは言うまでもありません。
肺炎にかからないようにするためには、うがい、手洗い、マスクの着用のなどの毎日の感染予防と、歯磨きなどで口腔内を清潔にすること、食事時に誤嚥(唾液や食物が気管に入ること)しないように注意すること、そして予防接種を受けることが大切です。
インフルエンザウイルス感染や新型コロナウイルス感染をきっかけに肺炎になる人が多いことから、インフルエンザワクチンや新型コロナウイルスワクチンの予防接種は肺炎予防にも有効です。
さらに、高齢者の肺炎予防には成人用肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。肺炎の最も多い原因菌は肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンは肺炎にかかることを予防するとともに、かかった時にもその重症化を防ぐことができます。65歳以上の高齢者や心疾患や呼吸器疾患、腎疾患、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの人には、ワクチン接種が強く推奨されています。
高齢者(65歳以上)の肺炎球菌ワクチン接種は、公費助成による定期接種制度があります。大津市では、過去に肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがない人で、令和5年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる大津市民と、60~64歳で心臓・腎臓・呼吸器・人免疫不全ウイルスで身体障害者手帳1級をお持ちの大津市民が対象になります。詳しくは各自治体の保健予防課などにお尋ねください。

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